この簿記計算機では、試算表の貸借一致確認、仕訳の計算、減価償却費の算出を簡単に行えます。日商簿記検定の学習や経理実務での会計処理、財務諸表の作成に役立つツールです。定額法・定率法の両方の減価償却方法に対応しており、償却スケジュールも自動で作成します。
簿記(ぼき)は、企業や組織の経済活動を帳簿に記録・計算・整理する技術です。簿記 計算は、日々の取引を正確に記録し、財務状況を把握するために不可欠な業務です。
日本では、日本商工会議所が実施する「日商簿記検定」が最も有名で、年間約50万人が受験する人気資格となっています。簿記の知識は、経理・会計部門だけでなく、営業、企画、経営層など、あらゆるビジネスパーソンに必要とされています。
簿記の基本原則である「複式簿記」では、すべての取引を借方(かりかた)と貸方(かしかた)の二面から記録し、常に貸借が一致することを確認します。
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簿記は、企業の経済活動を帳簿に記録・計算・整理する技術です。 日本商工会議所が実施する日商簿記検定は、ビジネスパーソンに人気の資格となっています。
複式簿記では、すべての取引を「借方」と「貸方」の二面から記録します。この方法により、取引の原因と結果を同時に把握でき、記録の正確性を自動的にチェックできます。
仕訳(しわけ)は、取引を分析して適切な勘定科目を使い、借方・貸方に記入する作業です。
| 勘定科目の種類 | 借方に記入 | 貸方に記入 |
|---|---|---|
| 資産 | 増加 | 減少 |
| 負債 | 減少 | 増加 |
| 純資産(資本) | 減少 | 増加 |
| 費用 | 発生 | 取消 |
| 収益 | 取消 | 発生 |
試算表は、一定期間の取引をまとめて勘定科目ごとの借方合計・貸方合計を集計した表です。貸借の一致を確認することで、記帳ミスを発見できます。
試算表には「合計試算表」「残高試算表」「合計残高試算表」の3種類があり、財務諸表作成の基礎資料として使用されます。
減価償却とは、固定資産(建物、機械、車両など)の取得原価を、その資産の使用期間(耐用年数)にわたって費用配分する会計処理です。
毎年一定額を償却する方法です。計算式は以下の通りです:
年間償却費 = (取得原価 - 残存価額) ÷ 耐用年数
例:取得原価100万円、残存価額0円、耐用年数5年の場合
年間償却費 = (1,000,000 - 0) ÷ 5 = 200,000円
未償却残高に一定率を乗じて償却する方法です。初年度の償却額が大きく、年々減少します。
償却率 = 1 ÷ 耐用年数 × 2(200%定率法の場合)
年間償却費 = 期首帳簿価額 × 償却率
平成19年度税制改正により、日本では200%定率法(償却率 = 1/耐用年数 × 2)が採用されています。
| 資産の種類 | 耐用年数 |
|---|---|
| 建物(鉄筋コンクリート造) | 47年 |
| 建物(木造) | 22年 |
| 機械装置 | 8~12年 |
| 車両(普通自動車) | 6年 |
| パソコン | 4年 |
| 備品(事務机・椅子) | 8年 |
※国税庁「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」に基づく
日本商工会議所が実施する簿記検定は、1954年から実施されている歴史ある資格試験です。2023年度の受験者数は年間約50万人に達し、ビジネス系資格として最も人気の高い検定の一つとなっています。
日商簿記検定には、初級、3級、2級、1級の4つのレベルがあり、それぞれ求められる知識や能力が異なります。日本商工会議所 簿記検定 →
商業簿記の基本を学習します。小規模企業の経理業務や個人事業主の帳簿付けに必要な知識が問われます。合格率は約40~50%程度です。
主な内容:仕訳、試算表、精算表、貸借対照表、損益計算書
商業簿記と工業簿記(原価計算)を学習します。中小企業の経理実務に必要な知識が問われ、就職・転職に有利な資格として人気です。合格率は約15~30%程度です。
主な内容:株式会社会計、本支店会計、製造原価報告書、CVP分析
高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を学習します。大企業の経理部門や会計事務所での実務に必要な専門知識が問われます。合格率は約10%前後の難関資格です。
主な内容:連結会計、税効果会計、キャッシュフロー計算書、標準原価計算
日本商工会議所の統計によると、2022年度の日商簿記検定の受験者数は以下の通りです:
特に簿記2級は、企業の採用時に評価されることが多く、経理・会計職を目指す人にとって必須資格となっています。
日本の企業会計は、企業会計原則、会社法、金融商品取引法、税法などの法規制に基づいて行われます。簿記はこれらの会計基準を実務で適用するための基礎技術です。
財務会計基準機構(ASBJ)が公表する「企業会計基準」は、日本の会計実務の指針となっており、簿記の知識はこれらの基準を理解し適用するために不可欠です。財務会計基準機構 →
中小企業庁の調査によると、日本の企業数の99.7%(約358万社)が中小企業です。これらの企業では、経営者自身が簿記の知識を持つことが重要とされています。
適切な簿記処理により、企業の財務状態を正確に把握でき、資金繰り管理、金融機関からの融資、税務申告などがスムーズに行えます。中小企業庁 →
2022年1月の電子帳簿保存法改正により、帳簿書類の電子保存要件が緩和されました。会計ソフトを使用した簿記処理が一般的になり、効率化が進んでいます。
国税庁は、電子帳簿保存法に対応した会計システムの導入を推奨しており、2024年1月からは電子取引データの電子保存が義務化されています。国税庁 電子帳簿保存法 →
法人税、消費税、事業税などの税務申告には、正確な簿記記録が必要です。青色申告制度では、複式簿記による記帳が要件となっており、最大65万円の青色申告特別控除が受けられます。
国税庁の統計によると、2022年度の青色申告法人数は約311万社で、全法人数の約86%を占めています。適切な簿記処理は節税対策としても重要です。国税庁 →