カップ数計算機

トップバストとアンダーバストを入力するだけで、正確なブラジャーのカップサイズを計算できます。姉妹サイズの提案や正しい測定方法もご案内します。体に合ったブラジャー選びにお役立てください。

はじめに - カップサイズとは?

カップサイズは、トップバスト(胸の一番膨らんだ部分の周囲)とアンダーバスト(胸の下の周囲)の差から算出されるブラジャーのサイズ表示です。 日本では、アンダーサイズとカップサイズを組み合わせて「70C」「75B」などと表記されます。

ワコールの調査によると、日本女性の約70%が自分に合わないブラジャーを着用しているとされています。 正しいサイズのブラジャーを着用することは、バストの形を美しく保ち、肩こりや背中の痛みを防ぐために重要です。

このツールを使用して、正確なカップサイズを確認し、体に合ったブラジャーを選びましょう。

胸の一番膨らんだ部分の周囲

胸のすぐ下の周囲

カップサイズについて

カップサイズは、トップバストとアンダーバストの差から算出されます。 日本のブラジャーサイズは、アンダーサイズとカップサイズの組み合わせで表されます。

カップサイズの基準

カップトップとアンダーの差
AAカップ約7.5cm
Aカップ約10cm
Bカップ約12.5cm
Cカップ約15cm
Dカップ約17.5cm
Eカップ約20cm
Fカップ約22.5cm
Gカップ約25cm

姉妹サイズとは?

姉妹サイズとは、カップのボリュームは同じだけれどもアンダーサイズが異なるサイズのことです。 例えば、70Cと75Bは姉妹サイズの関係にあり、カップのボリュームは同じです。 アンダーサイズがきつい/緩いと感じたら、姉妹サイズを試してみると良いでしょう。

日本女性の体型とブラジャーサイズの統計

日本女性の平均的なバストサイズ

ワコール人間科学研究開発センターの長期研究データによると、日本女性の体型は時代とともに変化しています。 2020年代の20~30代女性の平均的なバストサイズは以下の通りです:

  • 平均トップバスト:約83~86cm
  • 平均アンダーバスト:約70~73cm
  • 最も多いブラジャーサイズ:C~Dカップ(アンダー70~75)

1980年代と比較すると、日本女性のバストサイズは全体的に大きくなっており、 平均カップサイズはAカップからCカップへと変化しています。 これは栄養状態の改善や生活習慣の変化が要因とされています。

ワコール 人間科学研究開発センターの詳細情報 →

年齢による体型の変化

一般社団法人 日本ボディファッション協会の調査によると、女性の体型は年齢とともに変化します:

20代~30代:

  • バストが最も張りがあり、上向きの形状
  • アンダーバストが比較的細い傾向
  • 平均的なカップサイズ:B~Cカップ

40代~50代:

  • バストの位置が下がる傾向(加齢による皮膚のたるみ)
  • アンダーバストが太くなる傾向(体重増加や体型の変化)
  • バストのボリュームは維持されるが、形状が変化

60代以降:

  • バスト全体のボリュームが減少
  • 脇や背中への脂肪の流れが顕著に
  • 適切なブラジャーでのサポートがより重要に

年齢とともにブラジャーサイズが変わることは自然なことです。 定期的に測定し直すことをお勧めします(3~6ヶ月ごと、または体重が3kg以上変化した時)。

ブラジャー市場の動向

矢野経済研究所の「インナーウェア市場に関する調査」によると、 日本のブラジャー市場規模は約2,500億円(2023年)で、以下のような傾向が見られます:

  • 大きいサイズ(Eカップ以上)の需要が増加傾向
  • ノンワイヤーブラや快適性重視の商品が人気
  • スポーツブラ市場が拡大(健康志向の高まり)
  • オンライン販売が増加(店舗での測定に抵抗がある層)

特にコロナ禍以降、在宅時間の増加により「快適さ」を重視する傾向が強まっています。 一方で、正しいサイズのブラジャーを着用することの重要性も再認識されています。

サイズが合わないブラジャーの影響

日本下着協会の調査によると、サイズが合わないブラジャーを着用することで、 以下のような問題が生じる可能性があります:

小さすぎるブラジャー:

  • バストの圧迫による血行不良
  • 肩紐の食い込みによる肩こり
  • バストの型崩れ(脇への脂肪の流れ)
  • 呼吸がしづらくなる
  • 皮膚への圧迫痕やかぶれ

大きすぎるブラジャー:

  • バストを支えられず、垂れる原因に
  • カップが浮いて見た目が悪い
  • 動くとブラジャーがずれる
  • バストの揺れによるクーパー靭帯の損傷リスク

日本整形外科学会の報告では、サイズが合わないブラジャーの長期着用が 肩こり、背中の痛み、頭痛の原因の一つになる可能性が指摘されています。

正しいバストサイズの測定方法

測定前の準備

  • 適切なブラジャーを着用:パッドなしの薄手のブラジャー、またはサイズが比較的合っているブラジャーを着用します。 ノーブラでの測定は正確な数値が出にくいため推奨されません。
  • 鏡の前で測定:姿勢を確認しながら測定できるよう、全身が映る鏡の前で行います。
  • メジャーを準備:布製のメジャー(巻き尺)を使用します。硬いメジャーは体にフィットせず正確に測れません。
  • 測定のタイミング:生理前はバストが張っている場合があるため、生理後1週間程度が最適です。

トップバストの測定方法

  1. 正しい姿勢:背筋を伸ばし、まっすぐ立ちます。猫背や反り腰にならないよう注意します。
  2. メジャーの位置:バストの一番高い位置(乳首の高さ)に水平にメジャーを回します。
  3. メジャーの張り具合:メジャーは床と平行に、きつすぎず緩すぎない程度に巻きます。 指が1本入る程度のゆとりが目安です。
  4. 測定値の確認:鏡で背中側のメジャーが上がっていないか確認します。 深呼吸を一度して、吐いた後のリラックス状態で測定します。
  5. 複数回測定:3回測定して平均値を取ると、より正確な数値が得られます。

アンダーバストの測定方法

  1. メジャーの位置:バストのすぐ下、胸郭の一番細い部分に水平にメジャーを回します。
  2. メジャーの張り具合:トップバストよりもやや締めて測定します。 メジャーと体の間に指が入らない程度が目安です。
  3. 呼吸のタイミング:息を吐いた状態で測定します(吸った状態では大きめの数値になります)。
  4. 背中の確認:メジャーが背中で上がっていないか、鏡で確認します。

測定時の注意点

  • 体調による変動:生理周期、体重の増減、妊娠・授乳期などでバストサイズは変化します。 これらの時期は参考値として捉え、通常時に再測定することをお勧めします。
  • 自己測定の限界:一人で測定すると、メジャーがねじれたり位置がずれたりしやすくなります。 可能であれば家族や友人に手伝ってもらうと、より正確な測定ができます。
  • 店舗での測定サービス:下着専門店では無料の測定サービスを提供しています。 プロのフィッターによる測定は、自己測定よりも正確で、 体型に合ったブラジャーの選び方もアドバイスしてもらえます。

体型に合ったブラジャーの選び方

ブラジャーのフィッティングポイント

ワコールのフィッティングガイドによると、正しいブラジャーの着用状態は以下の通りです:

  • カップ:バスト全体がカップに収まり、浮きやシワがない。 乳首が正面を向いている(下向きや外向きになっていない)。
  • アンダーベルト:床と平行で、背中が上がっていない。 指が2本程度入る余裕があるが、緩すぎない。
  • ストラップ(肩紐):肩に食い込まず、落ちない。 指が1本入る程度の余裕が理想的。
  • ワイヤー:バストの根元を囲み、痛みや圧迫感がない。 脇の下にワイヤーが当たっていない。
  • サイドベルト:脇の脂肪がはみ出していない。 脇高設計のブラジャーは脂肪の流れを防ぎます。

バストタイプ別のブラジャー選び

トリンプの調査によると、バストの形状は大きく4つのタイプに分類されます:

1. お椀型(理想的な形):

  • 特徴:バスト全体が丸く、上部にボリュームがある
  • おすすめ:標準的な3/4カップや1/2カップブラジャー
  • 避けるべき:過度にパッドが入ったブラジャー(不自然なシルエットに)

2. 三角型(バスト下部にボリューム):

  • 特徴:バスト上部が薄く、下部にボリュームが集中
  • おすすめ:上部にパッドがあるブラジャー、プッシュアップブラ
  • 目的:バスト上部にボリュームを足してバランスを整える

3. 離れ型(バスト間隔が広い):

  • 特徴:左右のバストの間隔が広い
  • おすすめ:脇寄せ機能のあるブラジャー、サイドボーンが強いタイプ
  • 目的:バストを中央に寄せて谷間を作る

4. 垂れ型(バストが下がっている):

  • 特徴:バスト全体が下向き、トップの位置が低い
  • おすすめ:しっかりしたワイヤーとサポート力の高いブラジャー
  • 目的:バストを持ち上げて、位置を高く保つ

姉妹サイズの活用

姉妹サイズとは、カップのボリュームは同じだけれどもアンダーサイズが異なるサイズです。 例えば、以下のサイズは姉妹サイズの関係にあります:

  • 65D ⇔ 70C ⇔ 75B ⇔ 80A
  • 70D ⇔ 75C ⇔ 80B ⇔ 85A
  • 75D ⇔ 80C ⇔ 85B ⇔ 90A

姉妹サイズを試すべき場合:

  • アンダーベルトがきつすぎる/緩すぎると感じる時
  • 希望のサイズの在庫がない時
  • ブランドによってサイズ感が異なる時
  • 体重が増減した時の調整として

用途別のブラジャー選び

デイリーユース:

  • 快適性と機能性を重視
  • 通気性の良い素材(綿混素材など)
  • 適度なサポート力

運動時:

  • スポーツブラを着用(揺れを防ぐ)
  • 吸汗速乾素材
  • しっかりしたホールド力

就寝時:

  • ナイトブラの使用を推奨
  • 締め付けが少なく、横流れを防ぐ
  • ノンワイヤータイプが快適

特別な日(ドレスアップ時):

  • 服装に合わせたデザイン(ストラップレス、バックレスなど)
  • バストラインを美しく見せる機能
  • 谷間メイク機能のあるタイプ

ブラジャーのお手入れと買い替え時期

正しい洗濯方法

日本下着協会の推奨する洗濯方法:

  • 手洗いが基本:ぬるま湯(30度程度)にデリケート用洗剤を溶かし、 優しく押し洗いします。こすったり絞ったりは避けます。
  • 洗濯機を使う場合:必ず洗濯ネットに入れ、「手洗いコース」や「ドライコース」を選択します。 ホックは留めて、カップの形を整えてから入れます。
  • 干し方:カップの形を整えてから、アンダーベルト部分を洗濯バサミで留めて逆さに干します。 直射日光は避け、風通しの良い日陰で干します。
  • 乾燥機の使用:熱によってワイヤーが変形したり、生地が傷んだりするため、 乾燥機の使用は避けます。

ブラジャーの寿命と買い替えのサイン

ワコールの調査によると、ブラジャーの平均寿命は約100回の着用(約6ヶ月~1年)とされています。 以下のような状態になったら買い替え時期です:

  • アンダーベルトが伸びた:一番きついホックでもゆるい、または背中が上がってしまう。
  • カップが型崩れした:カップにシワができる、バストが収まらない、または浮いてしまう。
  • ワイヤーが変形:ワイヤーが曲がったり飛び出したりしている。
  • ストラップが緩んだ:調整しても肩から落ちてしまう。
  • 生地が薄くなった:透けたり、穴が開きそうになっている。

また、体重が3kg以上増減した場合や、妊娠・出産後など、 体型が変化した時は、サイズを測り直して新しいブラジャーを購入することをお勧めします。

ブラジャーの適切な枚数

下着メーカーの推奨によると、最低でも3~5枚のブラジャーをローテーションで使用することが理想的です:

  • デイリーユース:3枚(毎日洗濯しても、生地を休ませる期間を確保)
  • スポーツ用:1~2枚
  • ナイトブラ:2枚
  • 特別な日用:1~2枚

連続して同じブラジャーを着用すると、ゴムや生地の劣化が早まります。 1日着用したら、最低1日は休ませることで、ブラジャーの寿命が延びます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 左右のバストサイズが違うのですが、どうすればよいですか?

左右のバストサイズが異なるのは、多くの女性に見られる自然な現象です(約70%の女性)。 大きい方のバストに合わせてブラジャーを選び、小さい方にはパッドを入れて調整する方法が一般的です。 また、アシンメトリー対応のブラジャーも販売されています。

Q2. 妊娠・授乳期のブラジャー選びはどうすればよいですか?

妊娠中はバストが2~3カップ大きくなることが一般的です。 妊娠初期から中期は、伸縮性のあるマタニティブラ、 授乳期は授乳しやすい構造の授乳ブラの使用をお勧めします。 この時期は特に、定期的にサイズを測り直すことが重要です。

Q3. オンラインでブラジャーを購入する際の注意点は?

オンライン購入では、ブランドやメーカーによってサイズ感が異なることに注意が必要です。 初めてのブランドは、返品・交換が可能なショップを選び、 レビューでサイズ感を確認することをお勧めします。 また、詳細なサイズ表や測定ガイドが提供されているショップを選びましょう。

Q4. ノンワイヤーブラとワイヤーブラ、どちらが良いですか?

それぞれにメリットがあり、用途によって使い分けることが理想的です。 ワイヤーブラは、バストをしっかり支えて美しいシルエットを作りますが、 長時間の着用では締め付け感を感じることがあります。 ノンワイヤーブラは快適性が高く、在宅時やリラックス時に適していますが、 大きいバストの方はサポート力が不足する場合があります。

Q5. ブラジャーを着けずに寝ても大丈夫ですか?

就寝時はナイトブラの着用が推奨されています。 仰向けや横向きで寝ると、バストが重力で横や下に流れ、 クーパー靭帯(バストの形を保つ靭帯)が伸びる原因になります。 クーパー靭帯は一度伸びると元に戻らないため、 適切なナイトブラでバストを保護することが、形を維持するために重要です。