厚生労働省基準基礎代謝計算機

厚生労働省の基準に基づいた基礎代謝量を計算。日本人の食事摂取基準(2020年版)に準拠し、年齢・性別ごとの基準値と比較できる信頼性の高いツール。

はじめに - 厚生労働省の基礎代謝基準について

このツールは、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に 基づいて基礎代謝量を計算します。日本人の体格や生活習慣を考慮した 信頼性の高い計算式を使用しています。

年齢・性別ごとの基準値と比較することで、あなたの基礎代謝が 適正範囲内にあるかを確認できます。

基礎代謝に関する公式データ

日本人の基礎代謝基準値(2020年版)

厚生労働省による年齢・性別ごとの基準値:

年齢区分男性(kcal/kg/日)女性(kcal/kg/日)
18-29歳24.022.1
30-49歳22.321.7
50-69歳21.520.7
70歳以上21.520.7

出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」 →

身体活動レベル(PAL)の分類

厚生労働省による活動レベルの定義:

  • 低い(I):1.50(座位中心の生活)
  • 普通(II):1.75(座位中心だが通勤・家事等で歩行・軽労働あり)
  • 高い(III):2.00(移動や立位の多い仕事、スポーツ等)

推奨栄養素摂取比率

厚生労働省の推奨する栄養素バランス:

  • タンパク質:推奨量 1.0-1.2g/kg体重/日
  • 脂質:総エネルギーの20-30%
  • 炭水化物:総エネルギーの50-65%
  • 食物繊維:成人男性20g以上、成人女性18g以上/日

よくある質問 (FAQ)

厚生労働省の基準値はどのように決められているのですか?

厚生労働省の基準値は、日本人を対象とした大規模な調査研究データに 基づいて設定されています。年齢、性別、体格などの要因を考慮し、 5年ごとに見直しが行われています。現在の基準値は2020年版として 発表されたものです。

基礎代謝量が基準値と異なる場合は問題ですか?

基準値はあくまでも目安であり、個人差があることは正常です。 ただし、基準値から大きく外れる場合(±20%以上)は、以下の点を 確認することをお勧めします:
  • 生活習慣(食事、運動、睡眠)の見直し
  • ストレスや疲労の状態
  • 必要に応じて医療機関での検査

活動レベルはどのように選べばよいですか?

活動レベルは、1日の大半の活動状態で判断します:
  • 低い:1日の75%以上が座位
  • 普通:1日の50-75%が座位
  • 高い:1日の50%以上が立位または移動
運動習慣がある場合は、基本の活動レベルに加えて考慮されます。