給与所得の手取り額を計算
給与所得者の所得税・住民税を計算するツールです。年収から所得控除、社会保険料を考慮して、 手取り額を簡単に計算できます。扶養控除や年齢による介護保険料の違いにも対応しています。
所得税は、個人の所得に対してかかる国税です。所得金額に応じて税率が異なる累進課税制度を 採用しており、所得が多いほど税率が高くなります。
課税所得は以下の手順で計算されます:
住民税は地方税で、都道府県民税と市区町村民税があります。標準税率は都道府県民税が4%、 市区町村民税が6%で、合計10%となります。
給与収入から一定額を控除する制度です。収入額に応じて控除額が変動し、 最低保障額と上限額が設定されています。
すべての納税者に適用される控除で、年間48万円が控除されます。 ただし、合計所得金額が2,400万円を超える場合は控除額が逓減・消失します。
扶養親族の年齢に応じて以下の控除が適用されます:
標準報酬月額に保険料率を掛けて算出します。保険料率は地域や保険者によって異なります。 労使折半で負担します。
標準報酬月額に保険料率(18.3%)を掛けて算出します。労使折半で負担します。
40歳以上65歳未満の方は、健康保険料に加えて介護保険料も負担します。 保険料率は地域によって異なります。
賃金総額に保険料率を掛けて算出します。労働者負担分は0.3%です。
課税所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
~1,950,000円 | 5% | 0円 |
1,950,000円~3,300,000円 | 10% | 97,500円 |
3,300,000円~6,950,000円 | 20% | 427,500円 |
6,950,000円~9,000,000円 | 23% | 636,000円 |
9,000,000円~18,000,000円 | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円~40,000,000円 | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円~ | 45% | 4,796,000円 |
データソース:
※ 本ツールの計算結果はあくまで概算です。実際の税額は、様々な要因により 異なる場合があります。正確な税額については、税務署や税理士にご相談ください。