女性向け基礎代謝計算機

女性の体型やライフスタイル、月経周期やホルモンバランスを考慮した基礎代謝量を計算。妊娠・授乳期の方にも対応した信頼性の高いツール。

女性の基礎代謝について

女性の基礎代謝は、月経周期やホルモンバランスの変化によって大きく影響を受けます。 このツールは、そうした女性特有の生理的変化を考慮して、より正確な基礎代謝量を 計算します。

また、妊娠期・授乳期の方にも対応しており、各時期に必要な栄養素の推奨摂取量も 合わせて確認できます。

女性の基礎代謝に関するデータ

年齢別の基礎代謝基準値(女性)

年齢基礎代謝量(kcal/日)基礎代謝基準値(kcal/kg/日)
18-29歳1,400-1,60022.1
30-49歳1,300-1,50021.7
50-69歳1,200-1,40020.7
70歳以上1,100-1,30020.7

出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」 →

月経周期による基礎代謝の変動

女性の基礎代謝は月経周期によって変動します:

  • 卵胞期(生理後~排卵前):基準値
  • 排卵期:基準値の約5%増加
  • 黄体期(排卵後~生理前):基準値の約10%増加
  • 月経期:基準値の約5%減少

出典:日本家政学会誌「月経周期に伴う基礎代謝量の変動」 →

妊娠・授乳期の追加エネルギー必要量

  • 妊娠初期(1-3ヶ月):+150kcal/日
  • 妊娠中期(4-6ヶ月):+350kcal/日
  • 妊娠後期(7-9ヶ月):+450kcal/日
  • 授乳期:+500kcal/日

出典:国立保健医療科学院「妊産婦のための食生活指針」 →

よくある質問 (FAQ)

なぜ女性は月経周期で基礎代謝が変動するのですか?

月経周期中のホルモンバランスの変化、特にエストロゲンとプロゲステロンの 変動により、体温や代謝に影響が出ます。黄体期には基礎体温が上昇し、 それに伴って基礎代謝も増加します。

妊娠中の基礎代謝はどのように変化しますか?

妊娠中は胎児の成長や母体の変化に伴い、基礎代謝が徐々に上昇します。 特に妊娠後期には、基礎代謝が15-20%程度増加することがあります。 これに加えて、胎児の成長に必要な追加エネルギーも考慮する必要があります。

更年期の基礎代謝の変化にどう対応すればよいですか?

更年期にはホルモンバランスの変化により基礎代謝が低下する傾向があります。 以下の対策が推奨されます:
  • 適度な筋力トレーニングで筋肉量を維持
  • カルシウムとビタミンDの十分な摂取
  • 規則正しい食生活と適度な運動
  • ストレス管理と十分な睡眠